……と、タイトルで言い尽くしてしまった感がありますが、2016年は各種カードに翻弄された一年でした。ダムカードに始まる一連の……私は「ランドマークカード」とか「ご当地カード」って呼んでましたが、こちらのサイトさんがおっしゃる「公共配布カード」というのが一般的でしょうか。確かにわかりやすいかも(あ、いつも情報ではお世話になっております) 。
私がよく言ってるのは、ダムカードを参考にするならば、「一つも配布終了が無い」(廃止になったダムは除きます)という点と、一元化した情報発信をしている、という点は遵守して欲しいなと思うのです。一時的な品切れは仕方のない面がありますが、期待していたマンホールカードでさえ「28年度の配布は終了しました」なんてあっさり書いてしまうのは、収集家のことをどのくらい考えているのだろう、って思ってしまいます。120種類もあって3ヶ月でどうしろってのよ。
とはいえ、フォロワーとしてマンホールカードはデザイン、バラエティ、マスへの認知度ともに頭抜けてる印象です。配布終了に怯えながら集めなくてはいけないことを除けば、集めていて楽しいカードでもあります。
では、各カード、私が収集したものをちょっとだけご紹介しつつ総ざらいを。
翻弄され具合がよくわかるかと存じます。てへ。
◆ダムカード
ブームの立役者ですね。今でも増え続けています。一部、これってダム? と思うような広義のものも出てきました。
公式ではないもの、みたいなのは私、大好きなんですが、どうしても情報が集まりにくくなりがちです。公式サイトでの情報公開も更新終了のようで、これからどうやって調べようかしら。
http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/damcard.html
◆マンホールカード
まさか徒歩で収集に行けるカードが出現するとは思わず……。
現在第三弾までありますが、後発ほど「土日はダメよ」が減ってきているのは、要望を受け止めている証拠だと感じています。まだ増えるのでしょうか。
http://www.gk-p.jp/mhcard.html
◆全国消防カード
周囲の友人たちが一番熱くなっていたのがこれでした。デザインがおもしろいですし、普段行かない消防局をめぐるというのもおもしろかったです。
◆ジオカード
公式サイトがあるのにも関わらず、集め方がさっぱりわからないというのはちょっと残念です。作成していないというジオパークもあるようですが(伊豆で言われた)、後から作成しているケースもあるようなので、声掛け運動大事かも。
http://geocard.geopark.jp/
◆北海道推奨土木遺産カード
写真がいいなあ、としみじみ思うカードシリーズ。北海道のみで配布されています。
昨年稚内に行ったときに品切れで悔しい思いをいたしました……。
http://jsce.or.jp/branch/hokkaido/_contents/civil/index.htm
◆沖縄インフラカード
これは友人からのお土産。テーマごとに色が違ったりするの、いいですよね。離島カードなんかも出来ているようで、これから増えていくのかな。
http://www.dc.ogb.go.jp/kaiken/012668.html
◆文化遺産カード
割とスタート早かったんですよね。公式アルバムに一枚カードが入ってたりしました。
東海地区と新潟に加えて福井も参戦。
http://herica.net/
◆秩父橋カード
橋の写真撮って、エリア内でお買い物して、もらう、というのがちょっとだけ面倒ですが、地域振興なのでそこは仕方なし。大きな橋とか案外写真撮りづらいですよね……。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1001/hashicard.html
◆TOLLROADカード
埼玉県のみの3箇所で配布しています。あっという間に完集出来たのは嬉しいのですが、これは今後どう広がっていくのかな。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/160825-08.html
◆アンテナカード
記事も書いたよ。結局その後は、臼田や勝浦に出かけてもらってきました。各配布場所で数種類あるみたいですが、一人一枚だし、選べなかったので、そのあたりはどうなんだろう。
◆小水力発電カード
配布場所に「ダムカードよりレア!」って書いてあってちょっと笑ってしまったわ。確かに全国で8種類しか無いですしね(でも平日のみなのでなかなか……)。
http://www.aichi-doren.or.jp/shousuiryoku/card.html
◆道の駅カード
有料配布。福井県のみで試験的にスタートしましたが、さてその後本当に全国展開するんでしょうか?
◆ロープウェイカード
中部運輸局では積極的にやっているようですが、その他の地域が曖昧でがっくりです。イベント時のみ配布だとか、販売しただとか、いろんな声が聞こえてくるんですが、そこは足並み揃えましょうよ……。せっかくいいデザインだしアイディアなのに。
山口県の発電所カード、かなキャラカード、ながい水カードあたりは未収ですので省略して、その他のそれっぽいのを追加で。
◆コロカ
位置ゲーの雄、コロプラが地域の良店とコラボしたコロカ。ポケモンGOが流行ったとき、かつてコロプラってのが……みたいに言ってる人がいて、いやまだ現役バリバリだよ! って思ったものです。
そういえば、火災で大変なことになってしまわれた、新潟の加賀の井酒造さんもコロカ配布店でした。応援できるようになったら即しよう。
◆くにふだ
コロプラとくれば、対するのは「ケータイ国盗り合戦」のくにふだ。毎回イベント時には多くのユーザーさんで賑わいます。
https://pc.kntr.jp/
◆埼玉グルメカード
「舞台めぐり」というアニメの舞台散策ができるアプリのリアル景品として、埼玉聖地巡礼イベント時のみ配布されたもの。「グルメ」は「めぐる」と掛けてるのかなーと思いつつ、アニメ柄の裏面にはしっかり土地のグルメ情報が。アニメ聖地巡礼は話題ですが、こういう共通デザインのグッズが欲しいのです。
https://www.butaimeguri.com/
◆四国ミュージアム88カードラリー
かなり以前から開催中。地元の銀行らが運営しているようです。最初に申込みが必要ですが、それ以降は無期限で参加できます。ポイントラリーなどもあるようですが、私はもっぱら普通カード集め。
http://www.museum88.com/
その他、スタバカード、WAON、nanacoなどについては、先日のエントリーをご参照あれ。
ね、こんだけあれば、「翻弄」もされるよね。完集することは、漠然とした目標で、楽しく収集できることが一番。品切れとか配布終了ってのがダメージ大きいのですよ! ということを収集家として声を大にしておきます。
来年も同様のフォロワーが増えたりするんでしょうか。ちょっと楽しみでもあり、怖くもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿