2017年9月20日水曜日

信州ため池カード収集

相変わらず、公共配布カード花盛りで、全国あちこちで新しいカードが発行されています。
全部に手を出していたらキリが無いですし、そもそも無理です。手の届く範囲で良さそうなやつを頑張ってみる、のがちょうどよいですよね。
この「信州ため池カード」はたまたまですが、三人くらいの友人から、こんなのあるんだって、と教えてもらったものです。全8枚というボリュームも多すぎませんし、ちょっと良さそう、と思っていたところに、長野電鉄の桜沢駅で硬券発売イベントがある、と聞きまして。
じゃあ、くっつけて行ってみよう、というわけで、2017年9月17日に行ってきました。

前日に出発しておいて、長野市内に宿泊、朝はゆっくりめにホテルを出て、まずは桜沢駅で硬券を買います。22年ぶりに窓口を開けて、硬券入場券や乗車券を発売したのです。こういうイベントは信濃竹原、市役所前、村山に続いて4回目かな。私、ここは有人駅時代に入場券を買ったことがあります。思い出の駅と言えるかも。
無事購入して、さあ、ため池カードにシフトします。

ルート取りをどうするか、というのが最大のポイントです。まずは、須坂市内の「竜ヶ池」に向かいました。臥竜公園の管理事務所にあるとのことで、調べてみたら、須坂市動物園の入口みたいです。カードをいただき、スタンプラリーの台紙もいただきます。
ラリーのスタンプは、消しゴムで作った動物の絵のハンコで、これは自分の紙に押してもらわなくてもいいかな。


む。このカード、写真がキレイですね。観光協会で持ってる一番いいところの写真を借りて作っているのかな、と思われます。
さて、折り返して、先程の桜沢駅の近くを通過して、飯山駅にちょっと寄り道。特上そばを食べて(普通のおそばより40円ぐらい高くて、超美味しい)、道の駅「ふるさと豊田」に寄ってから、高速に乗ってしまい、次の信濃町ICで降りちゃいます。関東道の駅スタンプラリーをやっているときにも、この区間は高速ワープ区間でした。ここを一般道で走ると大変なのよ……。
道の駅「しなの」に寄り道してから、黒姫童話館へ。随分と奥の方、スキー場の方へ進んでいきます。ほぼ一番奥って感じですね。
そうそうこの日は台風が近づいていたのですが、私がいた間は、ほぼ傘を使わずに済みました。らっきー。
ここでもらえるカードは「御鹿池」です。


折り返して、先に、霊仙寺湖へ向かうことにします。むれ温泉天狗の館というところでいただけるようです。
駐車場はほぼ満車です。大盛況ですね。温泉の前の庭に、「スラックライン」と書かれた札があり、何やらロープのようなものが張ってあります。どうもスポーツ綱渡りのようで、この周辺で推している模様。やってみようかとも思いましたが、スカートにヒールでしたのでやめときました(そりゃあそうだろう)。


次の「大座法師池」のカードがいただけるのは、飯綱高原観光案内所です。窓口に声をかけていただきます。
ちなみにこのカードですが、いただくときに簡単なアンケートに答えます。日付と、どこから来たのか、性別、宿泊か日帰りか、と。私の前にずっと同じ(と思われる)人がいて、お仲間がいるな、と思いましたわ(私の後の人もきっとそう思うだろうけど)。


次は「小鳥ヶ池」です。カーナビに電話番号入れて場所を検索したんですが、到着した観光情報センターさんでたずねたところ「ここじゃないよ」とのこと。
私のナビが古かったんですね。がくー。実際には、戸隠中社にある観光情報センターとのこと。
戸隠神社には昨年来て御朱印などいただいたので、今回はパス。情報センターにだけ立ち寄ってカードいただいてすぐ退散です。


折り返して、細い路地のような道に入ります。しばらくそんな心細い道を進むとロッジのような建物があって、そこが「鏡池」の鏡池どんぐりハウスです。
スタンプラリーの台紙にスタンプを押してもらいながら進みますので、あとどれだけ、というのがひと目でわかります。ですので、「えっ!こんなに集めたんですか!」と驚かれました。うふふ。あと2つです。


すぐ目の前に鏡池が見えています。傘はさすほどではないものの、雨粒はぱらぱらと落ちてきていますので、あんまりゆっくりは見られませんでしたが、神秘的な雰囲気のある、キレイな池でした。

さあ、ここからは離れています。小川村の「大洞大池」を目指します。戸隠から鬼無里を通過して向かうことになります。よくこんなところにお住まいだなあ、と思うような山深い集落をつなぎながら進みます。
星と緑のロマン館に到着しましたが、建物には準備中という文字が。えっ、ここに来て……と思ったのですが、扉が開いたので、中に入って声をかけます。でてきてくださったおじさまに、ため池カードなんですが……と言いましたら、はいよーと気さくに答えていただきました。おっ、あとひとつかい! なんて話も。


それにしてもここから見るアルプスの山々は贅沢な風景です。この日のお天気のせいもあるでしょうが、山々の隙間に薄く雲がかかり、仙人でも住んでいそう。

あと一つ。長野市だの千曲市だのを抜けた先のほうにあります。スタンプラリーの台紙には、どこでもらえるという情報は書いてありますが、何時から何時まで、という時間の情報はありません。
17時ぐらいまではやってるだろうけれど……と少し急ぎます。
えんやこら走って、「大池」の配布ポイント、大池自然の家へ。何やらバーベキューとかやっていますね。いいなー。
ここでカードをいただいて、スタンプ押していただいてコンプリートです。


一日でなんとか終わらせることができました。でも、ほぼ脇目も振らずって感じです。
先程も書きましたが、この「信州ため池カード」の特徴は、なんといっても、カードの写真の美しさが挙げられると思います。どれも本当にキレイで、カードとしてのデザインもよくできています。
最初から1,000枚限定です、と言われていましたので、おそらく今シーズンのみで終わってしまうのかなと思うのですが、良い企画ですので、ぜひ継続していただければと思います。