2016年11月9日水曜日

有料道路のカラーチケット

ふと気づくと、なくなっている、というものがあります。普通通りに生活をしていたらなくなっていても困らないようなもので。
でも、それは確実に歴史を刻んできたものであり、人々の記憶に残されているものだったりします。
そういう役には立たないけれど、大事なものを記録したいと思います。収集好きとしての使命のようなもので。

かつては、有料道路のチケット(通行券や領収書)は、写真の入ったカラフルなものでした。それがだんだん機械化され、感熱紙のレシートになり、ETCとなってレシートさえもなくなってしまいました。
高速道路網は広がっていますが、ちょっとした有料道路はあまり増えておらず、むしろ無料化して減っていく傾向にあります。気づけば、身の回りから、カラーのチケットが随分姿を消してしまっていました。
それでも! まだ残っているところがいくつかあります。集めに行くなら、今のうち。

というわけで、おそらく今も残っているカラーチケットをいくつか。これがすべてではありません。

福井県道路公社の2路線はいずれもカラーのチケットがまだあります。


愛知県道路公社は最近「愛知道路コンセッション」に移管しましたが、この三ヶ根山スカイラインはまだ公社直営みたいですね。

北海道札幌の藻岩山観光自動車道。

山形県の、羽黒山と湯殿山には庄内交通が経営する有料道路が。しかし、両方とも同じチケットです。裏面の広告が違うくらい。

白山スーパー林道。今は「白山白川郷ホワイトロード」と名前が変わったようですので、デザインが変わったかも。レシートになっていなければいいけど……。

前にもどこかで書きましたが、こういうものを集めていると、「無料になった」と聞いて悔しがるようになります(笑)
全国有料道路の走りつぶしって、おもしろそうだけれど、有料道路にもいろいろあって、頭が混乱してしまいます。その辺のお話はまた別の項で。